月影に潜む揺るぎないもの ひとつだけ 刹那を交わすたび 銀竹の様に 心尖がり突き刺さる 哀しみよ この手には あの時の一朶があれども 重ならぬ路とて望んだよ 残されたひとひらに誓う はじまりの君のもと 必ず還る 蘇る鼓動夢幻に鳴り響いて 奥底の愛しさを 優しく彩るよ 幾千の繋がり逢えぬ願いを 胸に秘め振るい合う 駆け抜ける想いと 運命の眼差しで 降りしきる雪に 戸惑う影は春隣 いつでも命を彩る言葉 その目の中赦しあい生きて行く 踏み込んだ涙の向こう側揺れてる 陽炎の日々も儚さも 満たされるこの軌跡の果て 終わらないふたりなら 辿りつけるよ 宵闇を染める紅さは剣の血潮 忘れえぬ灯が 傷跡を照らして 抱きしめた君の中で咲き誇る 鮮やかな永遠は 確かなものだから いつの日か名付けよう 息を詰まらせて涙が溢れたなら 思い出してくれ 傅いた想いなら 変わらずにそこにある 何度だって花は咲く君の中で 蘇る鼓動夢幻に鳴り響いて 奥底の愛しさを 優しく彩るよ 幾千の繋がり逢えぬ願いを 胸に秘め振るい合う 駆け抜ける日々 宵闇を染める紅さは剣の血潮 忘れえぬ灯が 傷跡を照らして 抱きしめた君の中で咲き誇る 鮮やかな永遠は 確かなものだから いつの日か名付けよう 真愛と 終わり