作曲 : 矢野達也 作词 : 矢野達也 編曲:矢野達也 包んで広がる翠(みどり)の奇跡 明るい空に目を細めた命 今はもう私だけが知ってる瞳 沈みかけた心に灯った勇気 さよならの前にひとつだけ たとえば希望にあふれた昔話を そうね、私と君はふたりで 終わらない夢のほとりに立ってた 祈る気持ちで紡いだ答えは 閉ざされた未来も変えてゆける ねぇ、たしかにあの時 ふたり同じ景色を見てた 今交わらない視線に 君が気づくことは きっとないけれど 望むことはいつでもちっぽけだから ふと失くしてしまいがちなものでもある ひたむきでがむしゃらな空回りが 抱え込んだ憂鬱をこじらせて いつかすれ違ってく いつか使い捨てた想いの欠片 大事にしてた言葉さえも忘れてく そうして薄まったふたりの距離を あの日の記憶はどれだけ掬えるのだろう ねぇ、夢に見てたのは 木漏れ日揺れるような日々 傷ついた腕で得られる未来なんて 儚過ぎるんだ 不思議な白いページに綴るのは ささやかな願い、それだけでいい 晴れ渡る明日願い交わした約束 きっと今でも間に合うから、ねぇ、思い出して 分かれた道の先で 遠く焦がれた優しさに出会える 夕暮れはきっとまだ遠いから 振り向かないで 新しい自分を探そう またいつか 二人出会えたら笑顔で 深い眠りから 醒めたみたいに ぎこちなく一緒に歩き出そう またいつかやさしく笑いかけて