閉ざされた物語の中へ 新しい扉のその先へ 明日さえ見えずに 怯えていたんだね 楽園へ帰ろう 誰も知らないその場所へ この世界中で今 君を奪い去って 確かな愛でそう 傷を癒してあげる 裁かれたこの支配がいつの日か 僕らを引き裂いて 離れてしまうその日が来るから 教えてくれないか? 本当の世界には安らぎはないの? 消え去ってゆく体を見つめていた 答えてくれないか? 本当の世界には君はいないの? 物語は進んでゆくから 深い森を抜けて次の街へ行こう 霧雨霞む夜 静かな星の夜 やがて訪れたその朝焼けと君の光 気付かないふりして 気付けないふりして 眠りを覚まさないで もう少し君の側に 本当の理解はまだしたくはないんだ 旅立ちの朝がほら 君の背中を押し歩いてゆくんだね 果てのない世界へと 巡りゆくこの季節は移り行く 色褪せぬ景色で 君を包み込んでくれるから ねぇ 教えてくれないか? 本当の世界には安らぎはないの? 消え去ってゆく体を見つめていた 答えてくれないか? 本当の世界には君はいないの? 物語は始まったばかりだ