私は虚ろに生まれ生きる 揺蕩う世界で 過ぎる 季節はただ足早で いつしか涙も枯れてた 私は心に鍵をかける 響いた胸の中に あの頃と懐かしんだ日々が 知らずに通り過ぎた 覚えていて欲しいと思い 願い続ける事は罪ですか? 偽りを手にしたメロウ 何も見えはしないさ この言葉を この涙を これからずっと 伝え続けて往く 自らを蝕む鳥かごで 涙が真珠になる どれだけの時間を過ごせばいいのか 誰も 答えてくれない このまま泣き続けたくない ずっと貴方だけを見ていたから 歪んで伝わるメロディ 心は波紋のよう この気持ちに 気付いたのは 私だから ずっとずっと 終わらぬ旅を逝く 忘れられる物語 記憶なんて泡のよう 今はここで人知れずただ 眠りにつく ここまで生きてた「今」を振り返りはしないさ この奇跡を この痛みを 隠して伝えてく 泡沫のお伽噺 私は始まりのメロウ 決して終わりはしない この瞳も この痛みも 私のもの 遠い日々がシャボンの様に壊れてく 一途に ただ一途に 愛した世界にまた朝日が昇る ah まだ続いて往く 【私はこれからも過ごすだろう 揺蕩う世界を】 【私はこれからも紡ぐだろう 虚ろう物語を】