深まる悪意の中君は  乾いた頬をなぞり  見上げてた空をただ一人結んだ  重ねた五センチの傷が 彩る左手首 再生を憂う姿に恋をした  静かに忍び寄る  錆びついたナイフから守るよ  囚われた檻の中で  切り取った心の音  永久に傷つかないで  清らかなまま  僕らだけの世界の隅 飲み込んだ君の欠片  繋いで 僕の中溶ける  失意に染まるゆく君を  手放したくないよ  命の終わりを望むというのなら  彼方に向かう手を  浮ついた彼奴等にわ 渡せない 囚われた檻の中で 切り取った心の音  永久に傷つかないで  清らかなまま 僕らだけの世界の隅 飲み込んだ君の欠片 繋いで 僕の中 溶けてく 残された僕の中に 取り込んだ君の心 永久に傷つかないで  清らかなまま  聞こえるよ君の心 大丈夫さ奴等の手は 君にもう触れられや  しないから ねえ 僕らだけの世界の隅 飲み込んだ君の欠片 繋いで 僕の中溶けた