深い霧の中 浮かぶ月の紅 歪まずに 揺られずい ずっと 水面に映える I won't be long... 硝子を 通過らない声よ 触れる度 崩れ行き 破片で想い描く この幼きプライドに埋もれないように 守りたいのに 手を繋いで共に 進むはずなのに 足迹残す 紅く染まった 私の形 歪ませずに 夢を見せて 時計の針が留める その姿 時間を止めて あの月明かり 射し込む窓から 紅い月の性 映る格子 影伸ばし 十字に思い裂いて ずっと遠い日々 笑い合った血に あのメロディー 口ずさみ 幾度も思い馳せる 熱く沸き上がり 誘うフレーバーに 揺り起こされた この運命のいたずら 紅い花咲く夜 愛しさ染めて 走り出すのは 夢 霧の中 無邪気 切なく 溢れ出して 想いの葉から 溶けだす紅は 濁らせないで あの月明かり 幼き仕草に 永遠のときに 戻りたいのに 寂しさと激しさに似た 愛おしさに 飛び込んで行く 紅く染まった 私の形 歪ませずに 夢を見せて 語れずにいた 最期の言葉 もっと照らして あの月明かり