薄れゆくコーヒーと流し込む淡い夢 掠れゆく放物線 今はもう読めやしない いつかは嘘さえも忘れて 許されるのだろう 移りゆく景色まで色あせているような 夜通しの雨でさえこんなにも暖かい いつかはラベルすら剝がれて 気が狂いそうになって 零れそうな涙より強く 雨は今も降り続てる 窓の向こうはいつもと同じように 古い映画のような世界 幾度となく騙してた 今にでも逃げ出したい 目に映るそれだけが紛れもない真実か いつかはそれさえも失くして わからなくなるんだって 本当は気付いていたのかも 届かないと悟って 零れそうな涙より強く 雨は今も降り続いてる 窓の向こうはいつもと同じように 古い映画のような世界 壊れそうな夢によく似てる 雨は今にでも止むでしょう 窓の向こうにかかるその色の名を 思い出せるときが来るなら