在りし日の歌や 捨てたはずのそれも 轍に咲いた花と よく似ていることに気付いた 在りし日の歌や 捨てたはずのそれも 轍に咲いた花と よく似ていることに気付いた 置き忘れたあの噓が砕け散る前に 振り向き走り出したら間に合ったのから 枯れない花束と 壊れない時計を 眺め続けても 何一つ僕は分からない 零れ落ちたその声が砕け散る前に 急いで手を伸ばしたら届かなかったかな 僕らは変わり続ける それだけが変わらない 失くしてしまった世界がやけに眩しくて そうして僕はいつしか受け止めたんだろう 色の抜けた夢をまた歩いてみようか そこに何があるかなど分かりはしないさ 置き忘れたあの噓は砕け散ったのさ 零れ落ちたあの声も思い出せなくなった