音のない暮れの空 行き場のない小さな月 錆つく地平と夜空の 隙間(はざま)に 消えた流星涙のよう 呟いた言葉さえ 刺さるように耳に残る 失くして初めて 恋だと気付いた ただ唐突なピリオド あなたに伝えた 言葉の数だけ 溢れた想いも きっと 届かない 夢を見てた 見えない星を追いかけた かつてと今が 交わるこの場所で 今も永遠の幻想を探し続ける明けない夜が終わる時まで 後悔や痛みさえ巡るように糧に変わる 気付いて初めて 新たに始まるそう大切なピリオド あなたが流した涙の数だけ 失くした言葉をきっと忘れない 夢を見てた欠けゆく月を追いかけた 昨日と明日が交差する世界で 今も一瞬の現実を探し続ける醒めない夢が終わる時まで 夢を見てた見えない星を追いかけた かつてと今が交わるこの場所で 今も永遠の幻想を探し続ける明けない夜が終わる時まで 月沈み 日が昇り 零れ落ちる 空の涙 永い夜が 明ける時 あなたと見た 狭間の夢