今日も時計の針が進む事 君は備に不条理だと言う 似合わないから 止したほうがいい そんな私みたいな我侭 もう寄る辺もなき私には(今宵も まだ踊ろう) 手を伸ばしくれる人など どこにもいない そう思ってたのに(月まで 届くように) 目に映るもの 等しくすべてが他人事で(願うのなら いつまでも はや幾年) 擦り滅るだけの私は 君に逢えて 一人じゃなくなり 手に入れたのは 安らぎと限られた時間 だけどいつか 子供の私は まだ知らないで 君に手を 振る日が来ること 風緩やかに 惑う蛍の灯 真昼に隠れ 霞み月 朧 失う事から 目を背けてた そんな 昔には戻れない 何の得にさえなりはしない(色褪せぬことな日々) 永遠の独り占めなんて もう止めたいそう思ってるのに(明日へ 続くように) どうしてこんなに優しくしてくれるの?教えて(こんなに月が綺麗だね あと幾年) 確かめないと怖くて 君はここに 幻になんて 決してしないと 誓うはずのそれは幻? 黙り込んだ 昨日の私は まだ知らないで 君に手を 振る日が来ること (あなたは 老いて枯れて 私は 置いてかれて) 君と見てた 憧れた花火 傷だらけの夜 照れながら語った純情 思い出の中 子供の私は 何も知らずに 君と夢を あたためている 君に逢えた お陰で小さな 幸せを知った 迷いも脱ぎ捨て踏み出せた だけどいつか 子供の私は 今でもきっと 信じくはない まだ知らないで 君に手を 振れなくなる日を