強き者の肉を 弱き者が食む世界を夢見ただけ 謂わば 救世の御手 誰に咎められる道理も 無いはずだと言うのに 今は 追われる身さ 真っ白な闇を 柔らかく切り裂いて 数えきれい僅かな夜を越えて 鏡写しの 対義の明日へ 打つ手は無くとも まだ 諦めない 幻の楽園 右を左へ 上を下へと 下衆な奇跡を 今 巻き起こして 誰にも裁かせない 私らしさ 悅楽の逃避行 与えられた罪人の呼び名は誉 謂わば 栄冠と同じ 人に与えられた微温湯の安らぎの中 ただ 滅び死んで逝く 真っ黒な光 滑らかに軋ませて 抱えきれい孤独を握り潰して 鏡写しの 対義の彼方 意味は無くとも ただ 恋焦がれる 幻の楽園 表を裹に 前を后に 下衆な祈りを 今 捧げながら 終わりのない終焉へと 報われない哀しきレジスタンス 逆さ吊りの砦 天空へと堕ちていけ 真っ白な闇を 柔らかく切り裂いて 数えきれい僅かな夜を越えて 鏡写しの 対義の明日へ 打つ手は無くとも まだ 諦めない 幻の楽園 右を左へ 上を下へと 下衆な奇跡を 今 巻き起こして 誰にも裁かせない どこまでも虚しきレジスタンス 逆さ吊りの砦 羽ばたき堕ちていけ I run away遥かな果てまで I run awayすベてに逆らい