街の灯と横顔 黒に溶けて  君が揺らしたみたい 白の髪留め 嘯いた夜風が 熱を帯びて ふと気が付いたんだ 好きって過去にさ ただ 継ぎ接ぎで作る言葉を まだ 近くにあるその香りを ただ 継ぎ足しただけの日々が まだ 理由もなくそこにある 凪いだ風が頬をかすめば 褪せた記憶がまみえて 溶けた熱が喉をかすめば 馳せた記憶を転がす 雨がやめば花は散るから 合図はそのままにして 映画みたいに色を付けた ラストシーン 凪いだ風が頬をかすめば 褪せた記憶がまみえて 溶けた熱が喉をかすめば 馳せた記憶を転がす 雨がやめば花は散るから 合図はそのままにして 映画みたいな色が付いた ラストシーン