勇気をください少しでいいから 満ち潮みたいな想い 打ち明けたいの あなたと歩く駅への道が ずぅっと続けばいいと すごくゆっくり歩いてしまう夕暮れ 幾つもの夢話す横顔 見とれてたらもう駅ね 静かに扉を閉めてく空 勇気をください私のこの掌に あなたの心をそっと叩く勇気を 云えない言葉握ったままで 立ちすくむこの肩を 雨がポツリとノックしたのよ優しく 勇気をください電車が来る前 カバンに隠したこの気持ち聞きたい 借りてた本をふいに返した 栞をはさんだまま 栞に書いた「好き」を一緒に渡すの 受け止めながら微笑む瞳 見つめた瞬間わかったの 勇気をくれたのはその瞳