[00:00.00] 作曲 : 上北健 [00:01.00] 作词 : 上北健 [00:24.57]言葉は風に流れ流れて何処へ。 [00:30.30]街は迷子に素知らぬ振りで応えて。 [00:36.58]僕はと言えば滲む視界の片隅、 [00:41.20]誰かを求めることすら出来ないんだ。 [00:46.45] [00:48.21]千切れ雲が赤く染まる17時は、 [00:54.26]世界が消えて失くなる兆しの様で、 [00:59.96]僕は心が充ちゆく音に溺れて、 [01:05.19]束の間、独りだってことを忘れるんだ。 [01:10.32] [01:11.56]君は思い知ったって言う。ずっと一人なんだって泣く。 [01:23.10]何も出来ない僕は一緒になんている資格もなくて、 [01:29.53]君の言葉を風に溶かして、街に紛れるんだ。 [01:35.44] [01:35.69]夜は待っていた。回っていた。不条理な日々の終わり。 [01:41.39]嘲笑っていた。解っていた。味方など何処にもいないさ。 [01:47.45]僕は待っている。まだ、待っている。必要とされる世界を。 [01:53.56] [01:53.71]哀に生きる。 [02:04.47] [02:18.50]偽りの光に人は心惑い、足元広がる影から目を逸らして、 [02:30.19]ばら撒かれた幸福を意とも容易く貪りながら、 [02:37.06]ああ、不幸だって嘆いているんだ。 [02:40.32] [02:41.55]君は辛くはないって言う。全部頑張ったって泣く。 [02:53.18]不意に強く吹いた南風が僕に届けた、君の涙と君の体温を、 [03:02.73]精一杯抱きしめたんだ。 [03:05.75] [03:29.19]夜は待っていた。回っていた。不条理な日々の終わり。 [03:35.50]嘲笑っていた。解っていた。味方など何処にもいないさ。 [03:41.53]僕は待っている。まだ、待っている。必要とされる世界を。 [03:47.34] [03:47.57]哀に生きる。 [03:52.14] [03:53.24]夜は待っていた。 [03:59.38]君が待っていた、 [04:05.59]僕は待っている、必要とされる世界を。 [04:11.55] [04:11.76]哀に生きる。 [04:24.67]