愛などあってはならぬ戦いの中 拠り所を求めて 弱さ、生まれる 本能を否定させる 勝つ日まで… 何のために私は作られたのかを問えど 優しいここの持ち主に宥めを乞うだけ 慈悲の無い戦場さえそんな考え事をして 負傷した身体の痛みだけ私に答えを教えた 生き残ると皆で誓い合ったのに その言葉を知る者はここにいない… 悲しむのにも慣れた 強がりさ 心残りはもうないよ すべては奪われた 仇を取りたいとも違う 安らかな哀しみに打ちひしがれて 今は遠くを眺めていたい… 海の自由さに憧れたから 誰も憎めないでいる 何のために私は作られたのかを問えど 優しいここの持ち主に宥めを乞うだけ 自分もそちらに向かいたいと願う 弱き想い 疲弊した心へ救済はそこにしかないのだろうか?