光る緑をすり抜けいつもの道を行く 君に会いに 見上げた空は晴れ 遠い入道雲 ふたのように被さる 夏が来たと笑って 今年の君も海を恋しかる 覚えてるよ いつまでも この風景を 白く反射した部屋 時間を あと何度君の 名を呼べる その笑みが返す声を聞ける 昨日の続きをこの先へずっと 紡いてほしいと願いがある かけりゆく明日を 托っていく 遠いざわめき 誰かの笑い声響いてく 窓の外で 揺れるカーテンと風 遠い入道雲 誘うように流れる 夏が来たと笑って 今年の僕も君の手を握る 覚えててね いつの日も どんな時でも 僕は君の幸せ祈るよ またあしたって立つ その度に 伏せた目で付けられる目蔭 そのまま手を引いて 浜辺を君と歩けたらと 夢見ながら 遅くなる 未来 噛み締める