ポップコーンのように弾けた ミサイルとヒトの波 ヒットチャートとテレビは シンパ共の煙に巻かれた ねえ神様どうして 僕らのこの声を無視するんだ 安寧に犠牲は そう、付き物ってやつらしい 僕ら 今、 敬礼の合図をとり 三流映画の主役に 成り下がった まるでヒトの黒い部分を 象ったような この冷酷な引き金に 全てを込めて それじゃ、サヨナラバイバイだ 愛するこの街よ 減らず口の恐怖は 捻り潰せ どうやら、サヨナラバイバイだ ガスマスク越しの笑顔で 「また会えたら」なんてジョーク言わないでおくれよ その昔に僕らを そっくり真似たような 気味の悪いゲームが 大流行したって話だぜ ただ唯一わかるのは 今じゃこれは遊びじゃないってこと 傷つけたモノは もう戻らないということ もはやこの地球(ほし)に温もりなどない 有るのは背負い込んだ友の 冷えた心臓 栗毛色の髪をした あの子よりも この残酷な鉄くずの 値打ちは勝る それじゃ、サヨナラバイバイだ 全部理想は捨てろ 当て外れの正義は 叩き潰せ どうやら、サヨナラバイバイだ 現実感がちっとも無くてさ 「始めから夢だったら」と祈ってるんだよ どれだけの命を安く値踏みすれば満足だ どれだけのペンで地図を書き換えれば本望だ ねえ神様いい加減僕は貴方を許さない こんな滑稽なゲームなど壊れてしまえ それじゃ、サヨナラバイバイだ こんな不吉な筒で 新しい未来が切り開けるもんか なあ、どうだい心の内側で 疾(と)うに気付いてたんじゃないのか 何事にも終わりがあるということ そしてついに僕らが終わる番ということ