[ti:神楽] [ar:lily-an] [00:00.00] [00:08.25]あれも これも それも どれも [00:10.95]皆 皆 知らん振り [00:13.38] [00:13.53]夜半に気味の悪い 妖の声 [00:18.71]尾が蛇 猿の顔 体は狢 [00:23.86]そう 語り騙られかける 私の事を [00:29.66]噂は雲に変わり 広がる「尾鰭が付き 広がる」 [00:35.10] [00:35.27]人を守る飾り神 見ては見ぬ振り とうりゃんせ [00:40.66]人の朽ちる様見つめ カラカラカラ 笑う [00:45.96]拾う神に捨てる神 こっから先へ いかしゃんせ [00:51.63]紅い蕾 トクトクトクと花を咲かす [00:56.63] [00:56.79]人よ一夜に 一人で外を歩く無かれ [01:02.58]人見頃と 妖 笑いを零す [01:07.99]不吉な声 姿は誰にも見せず [01:13.44]夜毎 襖越し 獲物を定める [01:22.01] [01:24.52]此処も 其処も 何処も 誰も [01:27.28]彼も 人の 行方知らず [01:30.95] [01:31.23]都を暴れ巡る 雷獣の声 [01:36.50]尾が蛇 手足は虎 体は戌亥 [01:41.72]そう 呪い呪いかける 私の呪詛を [01:47.47]薬や祈祷ですら 届かぬ「幻には届かない」 [01:56.29]弓を担ぐ武士よ 噂相手にゃ とうりゃんせ [02:01.65]人の悔やむ様見つめ ケタケタケタ 笑う [02:06.96]狙う阿呆 射る阿呆 常世の道を いかしゃんせ [02:12.66]活けた竹に ハラハラハラハラ 花火が上がる [02:17.65] [02:17.83]泣けよ鶯 泣かずば 首を払い落とすぞ [02:23.59]万の中 妖 羅城に住み着く [02:32.74] [02:34.51]人も 犬も 猫も 鳥も  [02:37.00]空も 街も 神が隠す [02:41.72] [02:59.66]童の命生かし乞われ遂に壊れて [03:03.26]妖人の命称え貶し殺すもの [03:06.72]「崇らず 讃えず 生かさず 殺さず」 [03:13.07]雨雲空を多く覆わ人の社を [03:16.43]人形鵺の命捕え狙い奪えずに「弔い 忘れた 無縁の墓にて」 [03:19.95]空に笑う鶫の音 [03:25.34] [03:34.53]妖 纏う影「家を飛び出す粗忽者 狼藉する者 ゆるしゃせん」 [03:39.99]寂れた風見鶏「人の逃げる様見つめ ケラケラケラ 笑う」 [03:45.21]そう 辛い幸せ乗せて 私を運ぶ「逃げる人間 追う私 決して命は とりゃあせん」 [03:50.64]其の姿はまるで 未確認「剥き身の声 未確認」 [03:59.85] [04:01.33]おどろおどろおどろ踊りましょう? [04:03.97]おどろおどろおどろおどろしく [04:06.62]「絶えず 咲かず 朽ちず 枯れず」 [04:08.91] [04:09.12]壊れ 割れ 我 破れる [04:12.02]醒め 褪め 冷める [04:14.66]乞い 故意 恋 焦がれ [04:17.21]人の安否知らず [04:19.70]贈る 繰る 来る 狂え [04:22.65]占め 閉め 絞めろ [04:25.29]壱 人 他人 一人 [04:27.93]鵺鳥に誘われ 闇夜に消える [04:32.99]