いつだか 君は呪文を唱えて ゆらぐ世界に 理が満ちた あれから どれほどの時が経って 僕は寂しく ヴォイドで蹲る 凍りついた 闇の中で 終りの日を ひたすらに願う 優しい日射し 風が運ぶ勾い 土の感触 小鳥の囀り すべてはいずれ弾ける泡のように あっけなく消えてしまったの いつしか 君は言葉を忘れて 原子の糸が バラバラ解けた 遂には 僕の形も緩んで 因果の檻をすけ 無に帰る 通り過ぎた 遙か過去の 記憶の粒が キラキラ光る 哀しい傷も 狂おしい恋も いすれは醒めゆく剎那の幻 どうして僕らは此処に生まれたの ただそれだけが知りたかった La……La……La…… 哀しい傷も 狂おしい恋も いすれは醒めゆく剎那の幻 どうして僕らは此処に生まれたの ただそれだけが知りたかった