巡りゆく 仄かに薫る季節 迷い込んだ 無に還る 零れた雪の花 彼方に散りゆく 胸の中 すり抜けて 舞い落ちる ヒラヒラと 透き通る あの日々は 鮮やかに今も 彩る 過ぎ去る日々を数えては 貴方を想うわ 求めを胸に抱いては 儚い空 見上げ 戻らない 重ねた日々の行方 霞んでゆく 月明かり 映した幻は 浅い眠りの中で 濡れた頬に 手を伸ばした 切ない想い連ねては この胸痛むわ 晴れない心映し出す 散り行く花 見つめ 触れ合う度にこの心 ゆらゆら揺れるわ 薄紅染まるこの想い せめて夢で逢えたら 過ぎ去る日々を数えては 貴方を想うわ 叶わぬ願い舞い上がる 二人の今 切ない想い奏でては この胸満ちてく 舞い散る花よ永遠に 儚い空 嗚呼