ねえ ねえ 変えてみせるから この 世界を 「もっと欲しい」だなんてあなたの求む声に 永遠に魅せられてもまだ足りなくて 「君を救いたい」なんてあなたの紡ぐ声が 嬉しくて私の中まだ変わらずに響く 描いたそれぞれの未来 今も[胸の 心に湧き上がる誓い 強く 強く握りしめるから 分かたれたこの身に重ねて触れた心の音 必ず世界に広げて 呪われた運命に抗(あらが)うあなたの支えになれたら それをただ願うから 乾いた刀身が背中で囁(ささや)くまま 今目を向けるのは そっと自分の先を見据え眺めるのなら 残された時間の中 何求めよう 正しさなんて誰にもわからないから 望むなら剣(つるぎ)となり あなたに寄り添いたい 突如と動き出す世界 ゆらり[ゆらり 残るは無意の選択 不意の祈り 歪(ひず)みだす音を刻んで 強く歌う身を燃やして 受け止めてこの命を 一つだけ今願うのは 生きていて 残された意思 黒い霧を消して 今 貫いた自身を抱きしめ天仰ぐならば 答えを未来に求めて 抱きしめた呪いもあなたのその悪い癖も 受け入れ進んで 抱えた明日へ 物語の後で生まれ変わり何度でも まだ感じる息吹 未来へ まだ続く道のりを 見届けて