いつかみんなの心をあつくする ラジオの天気予報が晴れるって言っている 風が雲ぐんぐん運んで 一緒に行こうって言っている 湖の波も 行こう行こうって騒いている でも、草と花は行くなっていってるわ ここがいいって 風、風、そんなにスカートを引っ張らないで 私が決まるまで もうちょっと時間がくれればいいのに おいてきた田舎の小さな私 屋根裏部屋の天窓に 輝く白いシリウスの 横でふるえる 消えそうな小さな星が 私の星 私だけの秘密のお願い あの星だけが知っている 少しずつ、少しずつ 小枝はつめて箒を作ろう まだまだ飛べない箒だけど いつかみんなの心をふるわせる 素敵な曲がかけた日に 楽しい曲がかけた日に 箒に乗って この街の空とかく駆け上り 私の星に会いに行こう 素敵なお店 あいていける勇気があればいいのに ヘッドライトが一瞬ただ身を光らせて流れていく 運転している人、顔が見えないけど 帰るところがあるんだわ 部屋には電気(not sure)がついていて 帰りを待っている人がいるのね 私、どこへ行くなでもない こんなにともしびがいっぱい輝いてるのに 私を待っていてくれる人は 一人もいないんだわ 公園、 知っている人は 一人もいない 初めての私の部屋 ネズミもあっても(not sure)怖くないけど おべんちょうが外にあるのだけが、心配 何でこんなに暇なのかしら お客さんがダーレも来ない 窓の外を通り人は振り向いてもくれないわ このまま、お客さんがずーと来なくて お婆ちゃんになるまで来なくて お金がなくて ずーと、ずーと ホットケーキしか食べられなかったらどうしようって 父に聞いたら 僕が平気だよだって 猫で気楽ね 私、このまま、死んじゃうのかしら ひとりっぽちで 屋根裏部屋で お腹が空いたってしかいはない 猫に看取られて 死んじゃうのかしら かわいそうなキキ おそのさんが来てくれたら あんたが悲しくなちゃった お母さんとお父さんが知ったら かわいそうって泣いて後悔してくれるのかしら 誰かが通りに呼んでいるわ 自転車が通っていく音がする 今度は子供の声 お母さんを呼んでいるんだわ みんな元気なのに 私だけ、重い病気で 苦しんでる もしあの時、あの人が呼び留めてくれなかったら ふっと(not sure)迷い込んだ細い坂道 金につつまれていっしゅがっきのあいて小道を歩いていたら(not sure) くぐり(not sure)との向こうに 緑に輝くに我が見えたの 何できれいなんだろう 世界で、本当はこんなにきれいだったんだわ 急に心の扉が空いたみたいな瞬間 海で、素敵 波で、いつまで見ても、飽きないわ 裸足で波様で行ったら 砂が流れて、冷たい うっかりして、スカートまでぐしょなりになちゃった 気持ちいいわ 何かワクワクしてきて 私、元気になれそう トンボってとても変な子なの 図々しくて、不良っぽいの あんな大きな眼鏡がかけなきゃ もうちょっとましに見えるのに 人込みで人を魔女さん何と大声で呼ぶし(not sure) とても変 いつでも自転車に乗ってて この間なんかプロペラで動く自転車に私を乗ってた走ったのよ それは下り坂まで全然スピードがでないの スピードがでたら、今度はハンドルが聞かないですって 私、右に、左に、自転車を通してもう必死だったのよ ブレーキだってついていないんだから 人力飛行機の訓練なんだって どうして、あんなに空を飛びたいのかしら 私なんて、いつでも、空を飛べるのに 男の子ってへんね 世界で、広いわ 私はどこまでだって飛べるわ もっともっと高くまで、だって、延べれるわ ずっと遠くまで行こう 海だって越えてみせるわ お母さんの箒が大きくて ちょっとみっともないけど 何か安心ね それに、飛びながら聞く笑っちゃうって最高 天地のとりかえをといてよかった(not sure) 天馬も空の方がよく通るのよ 行くんだから あの地平線より、もっと遠くまで やっぱり魔女のうちに生まれてよかったみたい 坂の上の小さなパン屋 その屋根裏部屋が 私のうち ありがとうございます。