作曲 : buzzG 作词 : buzzG 昔憧れてたミュージシャンがある時 世直しをしようとか 政治主張をばら撒いてさ 高い意識のインタビュー その記事の中で 「凡庸は無価値だ。」と 遠回しに言うのさ ところで才能って 何のことを指すのだろう 上手く立ち回って出し抜くことかなあ いっせいのせで生のスタート切って ヨーイドンでいざ駆け出したら 誰のせいにもできない 純情な言葉並べて 赦しを乞えば NO-NO-NO-NO 狂った砂漠の住人が 笑いながら狩りにくる 感情の海に委ねて 喜怒哀楽を発露する それすら咎められる時代なんて… 才能が無ければどんなに優しい 振る舞いをしようとも 意味なんかてんで無いから 優秀な遺伝子を本能は求めるし けれどもね僕は透明ではないから プラスチックでできた貯水槽 溢れ出して形歪んで 誰かの人生からもデリート 仕方ないよ 恥ずべき過去さ 所詮この世は弱肉強食で 強者が食い荒らす焼肉定食 あんぽんのたんが凡の字が背負って マッチョくんの精神論劇場 誰か僕を殺して 純情なままの心で 声を枯らせば NO-NO-NO-NO 腐った奈落の本心が 僕を嘲笑いにくる 扇情の波に飲まれて 思考回路ごとショートした 彼らと同じさ 曖昧なままの境界線 気づいたらもう狂っている どうしようもなく凡人は 身を落とすしかないさ 純情な言葉並べていたいなら 正気を保つために 狂うしかないんだ