月光蝶 あさき 神曲 [00:00.75]月光蝶 [00:05.21] [00:08.25]「あの高さはどれほどでしょう?」 [00:12.65]と貴方は言っていた [00:16.89] [00:17.08]幼いころ [00:19.23]お月さまの下でキラキラの満ち欠け辿って遊んだ [00:32.29] [00:44.46]遣らずの片時雨 [00:48.02]紫陽花と琥珀色した月は汀で踊る [00:56.88]それぞれを讃えながら [01:00.77] [01:01.29]一つ棘に触れるたび 消えていく [01:09.23]ひとつもこぼさぬよう [01:12.28]てのひらですくってためた 月はなくなっていた [01:18.28] [01:18.67]さよなら [01:20.78]白面に照らされた [01:23.45]指先にとまる 番の蝶 [01:26.96]キラキラと光る雪は [01:30.28]貴方のような気がして 息が出来なくなった [01:37.02] [01:38.76]指に絡む蜘蛛の糸 [01:47.58]私…私の顔が無い… [01:57.72] [03:06.32]のぼっていく 消えていく しゃぼん玉 [03:14.16]壊さぬように 大切に大切にしていたのに [03:30.55] [03:34.33]私はここにいるよ ねぇ 神様 [03:40.21]湖面の波紋にのり ゆれながら… [03:49.86] [03:58.28]綺麗に飾った蝶はガラス玉 [04:03.97]いつからだろう [04:06.62]何も無い私 [04:08.92]蝶が飛べたのは [04:11.81]いつもいつも [04:13.84]貴方がいてくれたから [04:16.17] [04:16.29]さよなら [04:18.02]物言わぬ者たちよ [04:20.60]きっとずっとそうなのでしょう [04:24.10]キラキラと光る 月は ああ 雪色の蝶に溶け 涙になった