少し小さくなった夏服のブラウス あなたの香りが残ってる気がした たくさんの涙染み込んだ筈なのに こんなに真っ白で ちょっとだけ寂しい ねえあの日素直になれてたら ねえ今も寄り添い合ってる 二人が居たのかな 大好きだよ大好きだった もう二度と泣かないって決めたのに 情けないよね弱虫なんだ 温い夏風が 伸びた髪をそっと撫でた 色の選び方もコーヒーの淹れ方も 今でもあなたのクセがうつったまま ねえ違う未来があったなら ねえ少し覗いてみたいな そっと瞳を閉じれば 鏡の中左右逆の 私の隣にはあなたがいて 夢の中ではしゃぎあってる 繋いだその手を もう二度と離さないでね 去年と同じ街並み 空も同じだけど違う 大好きだよ大好きなんだ 別の世界幸せな二人を 羨んでも戻れないんだ そろそろここから 歩きださなくちゃ 大好きだよでもさよなら 私が選んだ この世界を愛せるように