いのちのもえる  朝焼け雲に かざしているよ  ぼくらが見えた 手の中にある  記憶の砂は ざらざらしてる やさしい風も 闇をうつす さみしい鳥も ひかり見てる 虹も追い越し 空のむこう いのちのもえる 音をきいていた 油のつぶが  水にはねてる ぼくらを照らす 時計の音と 歩いていた 体を飛んで ひかりだす 流れる色に 身をまかせた 虹の燃えている 音をきいていた きいていた いつもの ふりそそぐ  光りの音が それだけで…  ああ それだけで… 風が吹く 君の陰と ほほえんでいる つつまれるように ふりそそいでる 光る音 それでけで ああそれだけで 風が吹いて 君のそばに 運ばれたら もう はなさないように 「いつもの  あつめた」 やさしい風も 闇をうつす さみしい鳥も ひかり見てる 虹も追い越し 空のむこう いのちのもえる 音をきいていた