春うらら桜の花に この言葉を託してみよう 想い人の背中にぽつり 散る思いは乙女心 あぁ、その仕草 あぁ、苦しくて 目を合わす時止まれ 大和撫子七変化 酸いも甘いもまた恋心 代わる言の葉探すほど 息も詰まり頬は色付き 大和撫子七変化 萌ゆる思いもまた恋心 明日の桜が散る前に どうか夢の彼方まで 小春日和並木の道で 命短し恋せよ乙女 想い人の影を探せば 足は軽く 鼓動早く あぁ、その瞳 あぁ、見つめたい 甘く溶け出す心 大和撫子七変化 風に吹かれなびく恋心 交わす言の葉増えるほど 視線合わせられず うつむき 大和撫子七変化 清き夢見しまだ蕾かな 染まる思いも泡沫に 君に手は伸ばせなくて 大和撫子七変化 酸いも甘いもまた恋心 春の終わりを告げる香に 思い焦がれ惑う心は 大和撫子七変化 君に届けて桜の吹雪 永久に届かぬこの思い 春の園に煌めいて