[00:27.86]かわいらしいと言われた顔も [00:32.09]ただただ 怖くて厭らしくて [00:36.61]いつどんな瞬間もその唇が [00:40.15]清潔に保たれる不気味さよ [00:44.30] [00:44.71]羞恥と道徳は [00:48.56]体裁のアクセスリィ [00:52.08] [00:52.54]私の身体に染み付いた泥を [00:56.85]押し広げいくばかり それを見つめた [01:01.07]善意と悪意の境界が滲む [01:05.31]無邪気さを装った報いをください [01:09.56]手加減などなさらぬように [01:18.02] [01:35.50]見境の無いサーヴィスのあとで [01:39.13]私は狂気となってしまう [01:43.81]果てはきっとそう旅立ちの日の [01:47.54]詩人になれると夢を抱く [01:51.64] [01:52.09]私と私との [01:55.89]醜悪なアンヴァランス [01:59.55] [01:59.90]だらしなく降った雨さめざめと [02:04.22]恥じるのはこれまでのよく出来た過去 [02:08.39]上質な傘が私を守る [02:12.55]侮蔑にも似た価値はいまだ見出だせず [02:16.91]生きることに億劫でした [02:25.66] [02:41.93]私の身体に染み付いた泥を [02:46.60]貪って味を知り飢えを満たした [02:50.44]拭い取ったあとに残ったものが [02:54.72]失望か欲望かそれも理解らず [02:58.48] [02:59.02]出来るだけ早く もっと早くと [03:03.07]そんな風に思いながら生きて来ました [03:07.14]愚かなことだと罵った他人を [03:11.45]幼稚で高慢だと思い込んだまま仕舞うほうが [03:18.00]「私らしい」と [03:24.46]