朝早く目覚めた私は あなたの腕に 抱かれていた 去年の夏の日の陽焼けを残した あなたの腕が 頬を冷やす 夢色の窓に 二度めの夏 足音をたててきた あなたのシャツも 今では私の パシャマがわりね しわだらけよ いつまでも 続くはずがないわ 夏が私をさらう 空っぽになった心は 陽焼けのあともない ふれる肩に 最後のキスを 唇は もう夏色 宙吊りの悲しみはいつも この部屋の中に 浮いていた 眠りの中まで 入りこんで 夏が私をさらう 夢色の窓を開いて あなたのシャツを脱ぐ 空色のカバンにつめこむ 夏色の想い出たち 夢色の窓に 二度めの夏 足音をたててきた 空っぽになった心は 陽焼けのあともない ふれる肩に最後のキスを 唇は もう夏色 不思議な恋の終わり あなたのせいじゃない おこさないで 私は行く 新しい夏が待ってる 不思議な恋の終わり あなたのせいじゃない