空から降る雪をその手に入れた ほんの少ししたらなくなってた けど少し冷えた手のひらに残る 消えたはずの温もりを感じた 昨日、昔の夢を見たよ 二人笑顔のままで歩いた 白い足跡はずっと続く 夢から覚めてしまっても 白く凍る声はきっとあなたに届かず溶ける 遠くを見る目は私を通り過ぎた 夢想彼方 声が聞こえた 私は横を見た 寂しい顔をしてると言ってた そんなことはないって笑顔で返した 手のひらの温もりを隠して 本当はずっと気づいてたよ 夢の中で私はそう伝えて 白い足跡を辿っている 私の追っていた彼方 白く凍る息で私はきっと何も言えない いつから私はこんなに弱くなっていたんだろう 白く凍る声はきっとあなたに届かず溶ける 遠くを見る目は私を通り過ぎた 夢想彼方