冷たい雨と遠い思い出 濡らされるままに 今日も歩いてる あの日の君が 差し出した傘 ただ一度だけの 過ちのはじまり 正しいやり方で 重ねた積み木を 壊してしまった 雨の悪戯 Rainy day 濡れた君の髪の冷たさ 言い訳に ごめんね 呟き聞こえないふりして キスをした 冷たい雨が 窓を叩いて かき消してしまう 二人の吐息を Rainy day やがて朝が訪れる前に 雨は止んで ごめんね 呟き聞こえないふりして ドアを閉じた なぜ たぶん雨が冷たかったんだ それだけ なぜ 少しだけ順番が違った それだけ Rainy day 通り雨が過ぎても景色は 変わらぬまま Rainy day ただ傘を差さずに歩く 雨の街