慣れない靴を履いて 歩く慣れない道 新しい季節へと 揺らぐ通り道 笑顔を作るための努力 がむしゃらに 違和感の隙間から また地団駄した 自分らしい事さえ 見つけられなくて 他愛もない言葉の棘 胸に刺さる 心許ない雨 ここからどれだけ 変わって行けるだろうか まだ見ぬ新しいあたしに 車の跳ねた水に またうんざりして 嫌なことばかりだと すべて一括り はるさめみたく光る 髪が透き通る 雨粒泣くように 心がまだ何かを求めてる 迷わずこの道 踏みしめて行きたい いつかの空を追いかけていた 変わりゆくこと怖がっていた 夢中で笑える毎日が来る 合図になって ここからどれだけ 変わって行けるだろう 他でも無い自分自身に 春の雨 昨日までのあたしを洗い流して 晴れ空が覗き出す 新しいあたしへと 生まれ変わるのだ