虹を見ていた季節も 永遠じゃないと僕を刻む 滲んだ情景に 失ったもんばっかり 綺麗に 見えるのはちょっと まだ早い気がしてた 排気ガスの鉛空に 溶け出した絶望払いのけて 走ってくんだ 苦笑いと微笑みの 真ん中の道をバランス取りながら 枯れてしまいそうな願いには 涙の雨 降らせよう 廃墟に潜む答えを さあ 探して 欠乏も絶望も 纏い唄えば よじれた傷跡 月夜が照らす 迷走も失望も 枯らした声で 何度でも 叫んでいこう 冷え切った体温の理由は 消えない思いを殺したから 解ってたんだろう ペンキで塗り潰せるほど 簡単じゃないな 世の中のカラクリは 枯れてしまいそうな 才の芽に 涙の雨 降らせよう 廃墟に潜む真実 さあ 探して 血反吐 吐いたって 削れど 足掻けど 癒えぬ痛みを 夜通し紡いで 鳴らす 旋律 奇跡に溢れた 平凡な日々を 何度でも書き殴ろう 熱情を持て余して 生きてかたよ 醒めた ふりの仮面をつけたまま 子供じみた 夢でも構わない 今こそ 叶えていこう 欠乏も絶望も 纏い唄えば よじれた傷跡 月夜が照らす 迷走も失望も 枯らした声で 何度でも叫んでいこう フリシキル ヤマナイ アメノナカ フリソソゲ ヤマナイ サイノウヨ