覆い尽くす灰色と雨 淡々と不安煽る愛想もない いつもと少し違うような支度 違和感ごとなぞる水滴 すれ違う無関心同士 乾いた晴れの日は似合いそうもない 溜息混じりの小さな 只管迎えを待ち続けてる 地を叩きつける音 全て包み込んだ 霞がかつた世界 切り取られ 帰りたい ずつと待つていた じつと待つていた 濡れながら 灰色の空から降る雨 少しだ 少しだけ体温奪つて 覆い尽くす灰色と雨 風もなく迷いもなく無機質に 溶け込んで飲み込まれてしまう 空腹も忘れて待ち続けてる 地を叩きつける音 全て包み込んだ 霞がかつた世界に向かい 絞り出すように 帰りたい 声を上げ泣いた 声を上げ泣いた 届くように いつまでも降り止まぬ雨 聞き飽きた音にかき消え 時は止まつた 錯覚する 雨と自分以外 本当はもう帰つて来ない もう帰つてこなしい 気付いてた 薄闇に取り残された 滴る五月雨沁み渡る 帰りたい ずつと待つていた じつと待つていた 濡れながれら いつまでも降り止まぬ雨 聞き飽きた音に紛れる 知らない足音 最!喜!欢!IA!了!