放り出された 暁 皮肉な体温 開かない小さな箱 ひとつ抱いて 手招きしている 咎人黒ずんだ  言いかけた言葉 ひとつ飲み込て 存在は誰に問う 赤く燃えるような 東の空に重なり合う 嘘 真実 伸ばした手は ただ空を切り 忘却と箱 何を信じ 取り戻したら 幸せ それとも不幸か 絡まる鎖が 繰り返す言葉 赤く燃えるような 東の空に思い重ね 見送ってく 伸ばした手は ただ空を切り 疲れた 赤く燃え上がる 朝焼けの下 探しに行こう おやすみ 瞼を閉じて