遥か 憂愁を飾る そっと たむけの花束 息をすることさえ 忘れてしまっても 貴方の記憶だけ 千年の孤独 紅の月よ 今宵は真実を糧に明かそうか まぶた 閉じて捧げよう 時の流れゆくまま 花を愛でるように 優しく送ろうか 春を待つ君へと 千年の孤独 水面の月よ いつかはなの空へ 浮かぶ夢を見る 火に焼かれても 美しさはいつまでも変わらず 静寂に染るり 曇に隠されても  朧は悠久の 恋を映して 千年の孤独 紅に月よ 今宵は真実を糧に明かそうか