何ページもついやして 綴られた僕らの気分 どうしてか一行の 空白をうめられない 押し花の栞はさんで 君と転がす使い捨ての自転車 忘れかけの煉瓦を 積み上げた場所にゆこう 海を见渡す阪をかけのぼって こわいくらいに青い空と 右手にサイダー 左手はずっと君をさがしている そうやって“今”は僕の方へ 問いつめることもなくて まだ二人はすぐそこにいるのに 「どうかまた会えますように」なんて どうかしてるみたい