[00:24.83]JR新宿始発出る頃 あなたのもとを私は発つ [00:30.74]口に残る味が問う「正気か?手放せるのか?」 [00:36.24]もう何年経っただろう 数える指がかじかむ [00:41.18]そもそもこの小さな胸には とても耐えれることではなく [00:47.77] [00:58.95]溶けない化粧を揺るがす程に 泣いてしまえたならよかった [01:04.19]今更流れ出す涙がやけに温かい [01:09.78]あぁ何度鳴っただろう 警報をうまくやり過ごして [01:14.63]懲りずに運んだこの脚が ごめんね 震えてる [01:20.98]空洞吹き抜ける生温い風 車内広告の下品た唄い文句 [01:27.12]もうなにも刺さらない リフレインだけ置き去りにして [01:32.17]「貴方が好きでした」あのとき どうして 何故 [01:37.71]手の鳴る方へ 歩めたなら きっと [01:43.26]プラットホームが誘っている 飛び込んで来いと嘲笑っている [01:48.96]愛されるのには疲れたろと まして愛すなんてやめておけと [01:54.60]プラットホームが誘っている 飛び込んで来いと嘲笑っている [02:00.09]愛されるのには疲れたろと [02:05.85]ああもう始まる今日が [02:13.35] [02:30.66]けして大それたことを互いに求めてたわけではなかった [02:36.46]ただどうだろう 仕方ないとだけは言いたくなくて [02:41.74]ああどんなに欲しいだろう つたう指思い出す [02:46.78]そもそも幼い私には 泣くしか残されてはいない [02:53.17]紺色を淡く手放す空 どんなに、赤くなる程に泣いても [02:59.26]そう 世間知らずの私は 随分甘え倒してたから [03:04.49]「貴方が好きでした」あのときどうして 何故 [03:09.77]貴方のその腕を 振り解いてしまったのか [03:15.17]プラットホームが誘っている 飛び込んで来いと嘲笑っている [03:21.11]愛されるのには疲れたろと まして愛すなんてやめておけと [03:26.69]このまま黙って走ってくる 速度に身を任せて仕舞うだけでいいと [03:38.31] [03:48.91]貴方の声も匂いも背中も他の誰かのものになるのでしょう [03:53.94]伸びたその黒髪を指で遊ばせることも もう [04:00.18]どんな身体をもってしても どんな台詞を吐いたとしても [04:05.24]えぇ 判ってる [04:10.70] [04:22.16]あの日の改札を思い出す きっと私は生きてゆく [04:28.19]愛されるのには疲れたけど まして愛すなんて怖いけれど [04:33.82]忘れることなら諦めてる それでも抱えて生きてゆける [04:39.26]あの日の改札を思い出す [04:42.11]あの日の改札を思い出す [04:52.59] [05:07.20]プラットホームが誘っている 飛び込んで来いと嘲笑っている [05:12.73]愛されるのには疲れたろと まして愛すなんてやめておけと [05:18.47]プラットホームが誘っている 飛び込んで来いと嘲笑っている [05:23.87]愛されるのには疲れたろと [05:29.86]プラットホームが誘っている [05:32.26]飛び込んで来いと嘲笑っている [05:35.30]プラットホームが誘っている 誘っている [05:46.17] [06:00.05]あの日の改札を思い出す