貴方に手向ける両手の花束 たゆたう寂寥(せきりょう)のような白 哀しみの紺に鮮やかに映える 境界を失い滲んでゆく そっと目を閉じ祈りを捧げる 想いは淡い光となり 頬の雫に触れては燦めく 零れた星砂のように Ah... 儚い欠片は一瞬に散り 凛と静かな響きを残す その旋律をわたしは綴って 胸に抱いて明日へ歩もう