一番星輝く夕方 長い螺旋階段、駆け下りてくの リズミカルにステップを踏んで 風と踊ってるみたい 進むほど地上に近づいて 雨上がりの匂いが濃くなるの 水たまりに夕日が沈んで 頬に紅を差してくれるの 一言、ふわっと秋の風に乗って 空の高みに、雲の切れ間に 風に揺れるカーテンの下から 君の耳もとに届いたりして そんなロマンチックに考えちゃうの 音と光に溢れた街を 湿った靴底を鳴らして歩くの 道行く人と歩幅を合わせて 世界の一部になるの 一言、そっとつぶやく言葉は 人の波間に消えてゆくけど きっとこの街のどこかで君は 今も耳を澄ませているよね? 一言、夕空の星たちに願いを 震える唇に夕焼けのルージュを添えて 私の秘密を伝えよう 夢にまで見た愛おしい日々 そんなロマンチックを叶えたいの 叶えたいの 夕空の星たちに願いを ロマンチックを叶えたいの 叶えたいの