きみがぼくに嘘をつくたび 嘘に嘘を重ねるたびに ぼくは少し優しくなれる?優しさの基準なんて知らないけど 嘘の隙から覗き込むような本当は愛してるに似ている? いつまで経っても上手に使えないくだらないぼくはいつまで? 使わなくていいんだよ 使えなくていいんだよなんて 気付かないあいだにいつも守られてた ぼくがアチコチ欠けてるから ピースの足りないパズルだから きみはいつも嘘をつくんでしょう?ぼくがコレ以上欠けないように 嘘に嘘に嘘を塗り重ねた日々の厚さは今どれくらい? いつまで経っても近付くことはない変わらないきみはいつまで? 欠けてるんじゃないんだよ 足りないんじゃないんだよなんて 気付かないあいだにいつも守られてた ぼくが? 嘘に気付かないふりをしていたぼくもきみとおなじ嘘つきか? 傷付かないように優しいふりして守ることは逃げることだ 夢から醒めたんだ 悪夢から醒めたんだやっと 優しい嘘なんてあるわけがないだろう 欠けてるんでしょう?ぼくは 足りないんでしょう?ぼくはずっと 気付かないあいだに少しずつ侵されてた だれが?だれを? きみが?ぼくを?