作词 : ねじ式 作曲 : ねじ式 開いていたはずの窓が 知らぬ間にまたカギを閉じていた さえずる春の鳥達は声を無くしてどっか飛んで行った 矢のように過ぎて行く日々に心打ち抜かれ ゆるやかに腐りゆく時の手錠ほどきたくて あいまいに揺れる砂時計 何度でも時を刻むけど こぼれゆく時の砂達 感情が揺れる砂みたく何度でも身体刻んでも 川のように流れる時泳ぐ 鼓膜に残るざわめきが 知らず知らずに心打ちのめす 理想と名づけた道にはいつだってほらリアルが降り注ぐ 「やだなぁ」って胸の奥から湧き出す感情達 委ねたまま息をしてるだけなら 壊したくて どうでもいいフリをしてたから いつだって僕をすり抜けていた こぼれゆく時の砂達 単純な答えが怖くて 何度でも耳を塞いでた 澱んだ水の中 泳いでた あいまいに揺れる砂時計 何度でも時を刻むけど こぼれゆく時の砂達 感情が揺れる砂みたく何度でも身体刻んでも 川のように流れる時泳ぐ