紫色に微笑んだら 水滴は僕に投げかけた 君は悲しくないかって 君は寂しくないかって ほら また零れた 音もなく訳もなく ゆらゆら 滲んでゆく視界が いたずらに映し出したのは 僕の痛み 紫色はくすんでゆく 水滴は僕を哀れんだ 君は悲しくないかって 君は寂しくないかって ほら また溢れた 切なくて怖くて ゆらゆら 滲んでゆく世界が いたずらに映し出したのは 僕の心 紫色に微笑んだら 誰も知らない涙の音