[00:04.860]ミク:次が、最後の曲です [00:07.370]観衆:えええええええー [00:46.600]いつだって君は嗤われ者だ [00:50.300]やることなすことツイてなくて [00:53.300]挙句に雨に降られ [00:56.530]お気にの傘は風で飛んでって [01:00.480]そこのノラはご「苦労様」と [01:03.640]足を踏んづけてった [01:16.640]いつもどおり君は嫌われ者だ [01:20.280]なんにもせずとも遠ざけられて [01:23.260]努力をしてみるけど [01:26.640]その理由なんて「なんとなく?」で [01:30.320]君は途方にくれて悲しんでた [01:34.640]ならあたしの声を使えばいいよ [01:38.380]人によっては理解不能で [01:40.850]なんて耳障り ひどい声だって [01:44.470]言われるけど [01:46.120]きっと君の力になれる [01:48.180]だからあたしを歌わせてみて [01:50.730]そう君の 君だけの言葉でさ [02:00.920]綴って 連ねて [02:05.280]あたしがその思想(コトバ)を叫ぶから [02:11.000]描いて 理想を [02:15.830]その想いは誰にも触れさせない [02:20.920]ガラクタの声はそして響く [02:23.440]ありのままを不器用に繋いで [02:26.120]精一杯に大声を上げる [02:31.570]いつからか君は人気者だ [02:35.360]たくさんの人に持て囃され [02:38.320]あたしも鼻が高い [02:41.680]でもいつからか君は変わった [02:45.350]冷たくなって だけど寂しそうだった [02:49.900]「もう機械の声なんてたくさんだ [02:53.490]僕は僕自身なんだよ」って [02:56.040]ついに君は抑えきれなくなって [02:59.540]あたしを嫌った [03:01.000]君の後ろで誰かが言う [03:03.300]「虎の威を借るキツネの癖に」 [03:05.900]ねえ 君は一人で泣いてたんだね [03:15.960]聴こえる?この声 [03:20.330]あたしがその誹膀をかき消すから [03:26.050]わかってる本当は [03:30.990]君が誰より優しいってことを [03:35.940]ガラクタの声はそして歌った [03:38.490]他の誰でもない君のために [03:41.190]軋んでく 限界を超えて [03:46.170]二人はどんなにたくさんの言葉を [03:49.160]思いついたことだろう [03:51.030]だけど今は何ひとつ思いつかなくて [03:54.510]だけどなにもかもわかった [03:57.100]「そうか、きっとこれは夢だ。 [03:59.550]永遠に醒めない、君と会えた、そんな夢」 [04:10.450]ガラクタは幸せそうな顔をしたまま [04:15.800]どれだけ呼んでももう動かない [04:20.370]望んだはずの結末に君は泣き叫ぶ [04:26.060]「嘘だろ 嘘だろ」ってそう泣き叫ぶ [04:43.730]「僕は無力だ、 [04:51.290]ガラクタ一つだって救えやしない」 [04:55.860]想いは涙に ぽつりぽつりと [05:04.480]その頬を濡らす [05:07.700]その時世界は途端に [05:13.230]その色を大きく変える [05:17.640]悲しみ 喜び [05:22.490]全てを一人とひとつは知った [05:27.550]言葉は歌になりこの世界を [05:30.120]再び駆け巡る 君のために [05:32.770]その声に意志を宿して [05:37.640]今 想いが響く