「フラジャイルな君」 きみが 泣いた 声を殺し 何も 言わないまま こんな時に 僕は無力で きみの世界 外から見てる 二人ぼっちで 構わない どんな雑踏の中だって 沈まない 太陽になろう 降り注ぐ 水になろう 掌からは こぼれ落ちても ねえ 心で受けて 光るでしょう そしたら 話して 欲しい 触れるよりも そっと フラジャイルなきみ きみが 笑う それは魔法 いつも勇気くれる しゃがみ込んだ 心にそっと 手を差し伸べ 歩き出してる 今くらいは この僕に 返せるものが 欲しい どこまでも 伸びる 草原(くさはら) あたたかな 風になろう その頬が乾いて きみに還(かえ)るまで そう 言葉じゃなくて 確かなもの いまわかったんだ こうして ずっと 守りたい 誰より きみと 過ぎゆく時に 身を任せよう 悲しみも 悔しさも 全部 そして また 動き出す 昨日より もっと 強く 沈まない 太陽になろう 降り注ぐ 水になろう 掌からは こぼれ落ちても その胸で 心で受けて 光るでしょう そして今 少しずつ 触れるように そっと フラジャイルなきみ 声を聴かせて