[00:25.00]瞼を閉ざしてたら段々と 暗闇には慣れるけれど [00:35.00]同じようにしたって孤独には いつまでも慣れないみたい [00:44.00]いつだって根拠のない淡い期待 抱いて待ち続けていた [00:55.00]でも目を開ければいつも通り 今日も私一人 [01:04.00]花吹雪舞い 漂いはらり そう幻視したのは残像 [01:14.00]抗えど尚 行く道違い 季節はもう変わって [01:23.00]嗚呼 喧騒は遠く 再び芽吹くことはない [01:35.00]「行動ひとつずつがゆっくりで、何を考えてるか不明」 [01:44.00]呆れなから理解してくれた 仲間はもういない [01:53.00]外は暗くて誰も来やしない もうわかっているはずなのに [02:03.00]あの頃のまま変わらず保ち いつ戻ってきても [02:13.00]迎えるために 笑えるように 花と共に居続けること [02:23.00]誰も悪くない 何も辛くない 凍りついた華が 嗚呼 [02:34.00]氷解する日を のんびりとただ待ってる [02:43.00]また日が暮れて 静かな部屋に「おかえり」の練習が響き [02:53.00]答え合わせと間違い探し 今更遅いかな [03:03.00]花吹雪舞い 漂いはらり そう幻視したのは残像 [03:12.00]抗えど尚行く道違い 季節はもう移ろい [03:22.00]外は暗くて誰も来やしない 今日もそう思っていたのに [03:32.00]「ただいま」という声が 喧騒引き連れて扉を開け [03:43.00]止まっていた刻(とき)が、動き始めた