-Prelude- お話をしよう 昔話より もっともっと素敵な おとぎ話 ふと目を開けると 真っ白なうさぎ 大慌てで駆けてく後を追うの -Busy Rabbit- チクタクチクタク 急いで行かなきゃ 間に合わない! ワーオッ チクタクチクタク ギクシャクするのはもう嫌だ ワーオッ チクタクチクタク 時間はどんどん減ってゆく ワーオッ 兎に角ワーオッワーオッ 時間がワーオッ ねえ そんなに慌てて 一体全体どうしたの? どこかの誰かと いつだかどこかで待ち合わせ? ワーオッ 急いでいがらで ワーオッワーオッ あぁワーオッ! 「聞いてる?」「聞いてない!」 だって彼は国王様 ワーオッ 急ぎ 急ぎワーオッワーオッワーオッ! ワーオッ!イェイ! カクカクシカジカチクタク どうにも時間がないから ワーオッ 話ねえだろまたの機会に ワーオッワーオッワーオッ! うるせぇひとつだけ教えて 何故そんなときでも 陽気にうたを唄うの? それはミュージックランド ミュージックランド? そうさミュージックランド アンダーランド! ここがミュージックランドだからさ! じゃあお先に失礼 会うことねえだろバイバイさよなら! クソが! -Happy Singer- ああ なんて不思議な 世界なのでしょう この先は何が待ってるかしら お嬢さん えっ? お嬢さん 私? 「そう お嬢さん」 「なぁに?」 「君は誰?」 「私の名前は……」 「君は誰?」 そういうあなたは誰なの? 「君は誰?誰?誰?」 Who am I? 問いかけてみよう さぁ 何故? Who am I? あれ、わし誰だっけ?あれわし誰? Who are you? ねぇ教えてよ Who am I で、結局わし誰なんだっけ? ただ分かってるのは 唄ってるわしは 最高にハッピーってこと You love music うたを唄えば 少しずつ見えてくる わしが生きる意味はきっとここにある 「だってそうわしは」「そうねきっと私も」 最高のSINGERなのさ! I’m __(アンダーバー) Yes! I’m __(アンダーバー)! -Crazy Tea Time- この風変わりなリズムはどこから 聞こえてくるのかしら? あ、それ、アタシだよ!アタシんとこだよ! あ、こめんな、オーケー 一緒に飲もうぜ! お茶はいかが? お茶はいかが? 楽しく飲めば 世界も踊る お茶はいかが? お茶をどうぞ ああ なんてゲロマズ 普段の味に慣れちまったら 全てが退屈になっちまうものさ ありきたりのものじゃつまらない それを知ったヤツは みんなイカレちまうのさ お茶はいかが? ほら お茶はいかが? もう 酒飲もうぜ酒! 酒はいかが? さあ 酒をどうぞ あー!イカレりゃ楽しいティータイム! -Invisible Cat- 迷い込んだ森の中 私を誘う声が 深い霧にこだまする 私の道はどっち あっちそっちそれともこっち? 優柔不断なお嬢さん だけどそれはアタシも同じ あっちもそっちも歩く道 ああ 喜びや悲しみや愛しさまで 唄にしたいもの全部 塗り重ねていったら 私の一番欲しいものが 何か解らなくなって 最後に残されたものは 愛と勇気と希望と笑顔の幸せと 無個性の国王 それを果たして最高と呼べるのか 誰にも解らない 頭の中はゴチャゴチャでも 最低なのも悪くない だけど決めた私は決めた 私の道 -Emperor- 幸か不幸か 彼女が選んだ 道は国王へ 続く道 「国王陛下のおなり!」 アタシが国王様そ 何か文句あるの? アタシが唄えば 誰もが釘付け 全てを服従させるオーラ 「あなたが国王様」 「そうさ覚えておおき」 「美しい歌声」 「当たり前じゃない?」 オーケストラ さあ始めましょう 私のミュージック ピアノ ウッドベース ドラムス ブラスセクション みんな言う事お聞き アタシのために奏でなさい すべて私のものよ アタシは国王様だからさ ちょっと待って これはみんなで奏でるミュージック へんてこでも まとまらなくても 大慌てなときでも ハッピーを感じてるのさ 十人十色だけど 重なればハーモニーになる 理由は単純さ だって WE LOVE MUSIC!! -Finale- お話をしよう 昔話より もっともっと素敵な おとぎ話 それはありふれた 魔法のフィロソフィー みんなのハートに隠れた ミュージックランド