[00:17.550]あなたを助けようと、右手を差し出せば [00:25.800]あなたは俯いたまま、地面を濡らしてた [00:35.260] [00:43.220]あなたを失おうと、右手を降ろしたら [00:51.610]あなたは左手で、わたしを引き留めた [01:00.130] [01:01.250]あなたが手に入れたいものは [01:03.850]わたしじゃあげられない [01:06.870] [01:09.470]お互い気付いている [01:11.490]だけど手放せないのは、なぜ? [01:17.510] [01:18.380]ありふれた言葉も [01:21.550]あなたでしか意味のないこと [01:25.990] [01:26.780]ありふれた約束も [01:30.070]ふたりでしか交わせないこと [01:34.790] [01:35.490]溢れ出た涙は [01:38.650]あなたでしか拭えないこと [01:43.040]ふたりよがり、空には月 [01:47.540] [01:51.860]都会はたくさんの“ふたり”が溢れてる [02:00.100]それぞれにこの街は違う風に映ってる [02:09.300] [02:09.770]最終バスに揺られあなたの街に向かってる [02:18.080]だんだん人が降りてひとりになって夢うつつ [02:24.030] [03:03.180]雨が降ればふたり屋根を探して [03:11.680]晴れたら虹を見つけて笑って [03:22.490] [03:23.540]ありふれたことでも [03:26.940]あなたでしか意味の無いこと [03:32.150]ありふれた孤独も [03:35.650]あなたでしか救えないこと [03:40.430]ありふれた日常も [03:43.990]ふたりならば特別になって [03:49.030]溢れ出た涙は [03:52.610]あなたでしか流せないこと [03:56.960]ふたりよがり、空には月