遠ざかる街並みを背にして 走り出してく君を見送る 遠い空を見上げて黙った 同じ言葉を言えなかった まわるまわる 日常に 大切なものがあって 薄れて行く 感情は ただ想いだけになる あの頃 まだ遠くて 行けなかった場所に行こう 夜明けが 訪れる前 今 冬の星座の下で どれくらいの時間が過ぎても 変わらないものがあるのなら 数百光年そそぐ光と あの時僕ら手にしたもの そうだ 続いている 今も 同じ場所で そっと 手を伸ばせば 少し 触れて消えた めぐるめぐる 生活も そんなに悪くはない いつでもほら 見上げれば 遠い神話が見える あの時 言いかけてた 想いを伝えてたら 僕らは 何を手にして 今 何を失ってたの? 冬の星座を見上げて君は 僕より少し先を見てた 今よりもっと空が近くて どこでも行ける様な気がした 過ぎ去った時間が 記憶を追い越してく それでも まだ この 場所で 動けずに 今 星を 眺めていた どれくらいの時間が過ぎても 変わらないものがあるのなら 数百光年そそぐ光と あの時僕ら手にしたもの そうだ 続いている 今も 同じ場所で そっと 手を伸ばせば 少し 触れて消えた