気まずいままで遣らずの雨 言い過ぎたのわかってるよ ほんとは胸に飛び込みたくなる 見透かされたくないの今は さびしがり屋ほど強がって 自分まで傷つけるのさ 思わず抱き寄せてしまいそうな 少しだけ震えてる肩 ありふれた空 でも繋がってるの だから想うときはふと 見上げるのさ 雨粒落ちただけで涙じゃない 指先に風の横やり 神様はいつも少しいじわるで いつかふたり想いが 届いても忘れない うしろ姿 シャツで拭った嘘と見てないふり 恰好悪いよね 本当は手を伸ばしていたなんて 言えるはずもない こんな近くいても 遥か遠くのふたりなんだね さりげなく謝るはずでしょ 水たまりに向かって説得 ただ振り向いて笑ってほしくて 冗談が雨強くする 子供扱いされると悔しいの へたくそな優しさだけ宙ぶらりん 「素直に」 それが一番難しいなんて 今まで知らなかった いつの間にか引き返せない道 行き過ぎて 背中合わせしている この瞬間も愛しいんだよ 恰好悪いよね たくさん言葉 あふれてるのに手から こぼれるばかり こんな近くいても 大事なことはいつも言えない 向き合わなくても背中で 感じてるんだよ 温もりを いつの日にかそんなことあったねと 笑うのかな 格好悪いよね 運命とか馬鹿にしてたはずなのに 今は願う 「好きよ」 「好きだ」 雨の音にかき消されては 溶けてく